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dementia:eary-onset [2023/10/16] – 作成 nonbedementia:eary-onset [2023/10/16] (現在) nonbe
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-これまで、発症時期により若年性認知症、初老期認知症、老年期認知症などの用語が用いられてきたが、若年性 Parkinson 病などにおいては「若年性」は 40歳未満発症を指しており、同じ「若年性」という用語が疾患により異なる年齢層を指す場合がありうることから、混乱を避けるために若年性認知症や老人性認知症といった用語は用いない方が望ましいと指摘があった(日本認知症学会 編:認知症テキストブック 2008)。しかしながら、厚生労働省から2009年に疫学調査が報告され、同年「若年性認知症施策」が打ち出された(https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/demantia/e01.html)。その後は 2013年の認知症施策推進 5カ年計画(オレンジプラン)、2015年認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)においても「若年性認知症」と明記され、現在では 65歳未満発症者を若年性認知症と表記することが行政レベルで一般的になっている+これまで、発症時期により若年性認知症、初老期認知症、老年期認知症などの用語が用いられてきたが、若年性 Parkinson 病などにおいては「若年性」は 40歳未満発症を指しており、同じ「若年性」という用語が疾患により異なる年齢層を指す場合がありうることから、混乱を避けるために若年性認知症や老人性認知症といった用語は用いない方が望ましいと指摘があった(日本認知症学会 編:認知症テキストブック 2008)。しかしながら、厚生労働省から2009年に疫学調査が報告され、同年「若年性認知症施策」が打ち出された。その後は 2013年の認知症施策推進 5カ年計画(オレンジプラン)、2015年認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)においても「若年性認知症」と明記され、現在では 65歳未満発症者を若年性認知症と表記することが行政レベルで一般的になっている
  
 「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究報告書」(2009, 朝田ら)によると、18〜64歳人口における人口 10万人あたりの若年性認知症者数は 47.6人(95%CI 45.5〜49.7)で、男性 57.8人、女性36.7人で、全国の若年性認知症者推定者数は 3.78万人(95%CI 3.61〜3.95)、原因疾患の内訳は、血管性認知症(39.8%)、Alzheimer 型認知症(25.4%)、頭部外傷後後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、Lewy 正体型認知症(3.0%)と報告されている。 「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究報告書」(2009, 朝田ら)によると、18〜64歳人口における人口 10万人あたりの若年性認知症者数は 47.6人(95%CI 45.5〜49.7)で、男性 57.8人、女性36.7人で、全国の若年性認知症者推定者数は 3.78万人(95%CI 3.61〜3.95)、原因疾患の内訳は、血管性認知症(39.8%)、Alzheimer 型認知症(25.4%)、頭部外傷後後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、Lewy 正体型認知症(3.0%)と報告されている。