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| dementia:neurology [2022/10/10] – nonbe | dementia:neurology [2022/10/16] (現在) – nonbe | ||
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| 行 3: | 行 3: | ||
| ===== 2-10 身体的・神経学的所見 ===== | ===== 2-10 身体的・神経学的所見 ===== | ||
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| - | 身体的診察により見いだされた所見が、内科疾患に伴う治療可能な認知症の診断につながることがある | + | <color #640125>身体的診察</ |
| - | 神経学的診察で得られた所見は、変性性認知症の病型診断の鑑別に有用である | + | <color #640125>神経学的診察</ |
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| 行 15: | 行 15: | ||
| 認知症を診断するう最初のステップにおいて、身体的診察および神経学的診察を実施する | 認知症を診断するう最初のステップにおいて、身体的診察および神経学的診察を実施する | ||
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| ① 頭髪、皮膚 | ① 頭髪、皮膚 | ||
| 行 41: | 行 41: | ||
| 結節性紅斑、口腔内アフタ、陰嚢潰瘍は神経 Behçet 病で見られる身体所見である | 結節性紅斑、口腔内アフタ、陰嚢潰瘍は神経 Behçet 病で見られる身体所見である | ||
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| ② 意識レベル | ② 意識レベル | ||
| 行 61: | 行 61: | ||
| ⑨ 自律神経系 | ⑨ 自律神経系 | ||
| - | 意識障害の有無はせん妄との鑑別に必要である | + | <color #bf783a>意識障害</ |
| - | 半盲があれば脳血管性病変が脳内で生じている可能性がある | + | <color #bf783a>半盲</ |
| - | 検眼鏡を用いて眼底を観察し乳頭浮腫があれば、頭蓋内圧亢進を生じる頭蓋内病変の存在を効力する | + | 検眼鏡を用いて眼底を観察し<color #bf783a>乳頭浮腫</ |
| - | 対抗反射が下寂していて輻輳反射が他もたっる Argyll Tobertson 瞳孔は神経梅毒を疑う所見である | + | 対光反射が減弱していて輻輳反射が保たれる <color #bf783a>Argyll Tobertson 瞳孔</ |
| - | 垂直性眼球運動障害は進行性核上皮麻痺で高頻度に認める | + | <color #bf783a>垂直性眼球運動障害</ |
| - | 眼球運動制限と複眼は Wernicke 脳症で認められる | + | <color #bf783a>眼球運動制限と複眼</ |
| - | 肢節運動失行、観念運動性失行は大脳皮質基底核変性症に特徴な朝貢である | + | <color #bf783a>肢節運動失行、観念運動性失行</ |
| - | 舌の萎縮、線維束攣縮は認知症を伴う運動ニューロン疾患で認められる | + | <color #bf783a>舌の萎縮、線維束攣縮</ |
| - | 舞踏運動は Hantington 病、歯状核赤核・淡蒼球ルイ帯萎縮症で認める | + | <color #bf783a>舞踏運動</ |
| - | 安静時新鮮は Lewy 小体型認知症や Parkinson 病で認められる | + | <color #bf783a>安静時振戦</ |
| - | ミオクローヌスは Creutsfelt-Jakob 病、大脳皮質基底核変性症、Alzheimer 型認知症などで認められる | + | <color #bf783a>ミオクローヌス</ |
| - | 把握反射や吸引反射などの前頭葉徴候は、前頭側頭葉変性症の患者で認められる | + | <color #bf783a>把握反射や吸引反射</ |
| - | 市支援胃部の感覚障害はビタミン B< | + | <color # |
| - | 深部知覚障害は神経梅毒による脊髄癆や亜急性連合変性症で認められる | + | <color #bf783a>深部知覚障害</ |
| - | 小刻み歩行とすくみ歩行は Lewy 小体認知症に特徴的な歩行である | + | <color #bf783a>小刻み歩行とすくみ歩行</ |
| - | 開脚位のすり足歩行は正常圧水頭症で見られる歩行である | + | <color #bf783a>開脚位のすり足歩行</ |
| - | 起立性低血圧、排尿障害、便秘などの自律神経障害は Lewy 小体型認知症で認められる | + | 起立性低血圧、排尿障害、便秘などの<color #bf783a>自律神経障害</ |
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