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japan:01 [2025/06/17] – [四国海盆方向からみた日本] nonbe | japan:01 [2025/07/01] (現在) – [プレートの沈み込みと海溝] nonbe | ||
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南海トラフに面した陸地で火山活動が活発な場所は、九州と伊豆・箱根地方になる | 南海トラフに面した陸地で火山活動が活発な場所は、九州と伊豆・箱根地方になる | ||
- | ==== 海底観測の進歩 ==== | + | ===== 海底観測の進歩 |
- 1970年後半に、日本海底研究にとって大きな発展があった | - 1970年後半に、日本海底研究にとって大きな発展があった | ||
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- | ==== プレートの沈み込みと海溝 ==== | + | ===== プレートの沈み込みと海溝 ===== |
- | === 四国海盆方向からみた日本 | + | |
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+ | * 地球表層は数十個の堅い岩盤(剛体の板)であるプレートから成り立っている | ||
+ | * それらは互いに運動していると **<color # | ||
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+ | プレートは中央海嶺で玄武岩マグマが冷えて出来上がる。さらに冷却が進むと、マントルの上部も冷えて、堅い岩盤になり、その下の柔らかい層の上をすべるように移動し、海溝で沈み込み再びマントルへ入っていく | ||
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+ | * 海洋プレート: | ||
+ | * 海洋プレートの表面: | ||
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+ | プレートとは、主として地震学的性質から求められた岩圏の力学的性質に基づく用語 | ||
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+ | * 海洋プレートは十分冷えてくると 100km 近い厚さになる | ||
+ | * 上部 5km 程は、マグマから形成された岩石からなり、海洋地殻と呼ばれる | ||
+ | * 残りの大部分は、マントルの最上部を作っている岩石からなる | ||
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+ | 大陸もまたプレートの一部をなしている | ||
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+ | * 北米プレートは、大西洋の海洋プレートと北米大陸のプレートから成り立っている | ||
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+ | 大陸プレートもまた、地殻とマントル最上部の岩石から成り立っている | ||
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+ | * 大陸地殻は、海洋地殻と比べると、より花崗岩質 | ||
+ | * 厚さは 30〜50km | ||
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+ | この横ずれ境界をトランスフォーム断層と呼ぶ | ||
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+ | プレートは、中央海嶺で生まれた時は、その表面は 約2000m 程度の水深を持っている、これが冷えて固まってくると重量(密度)が増して重くなり沈降する | ||
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+ | * 表面の水深は中央海嶺から遠ざかるに従って深くなっていき、最終的には 約6000m 位のところでほぼ一定の深さになる | ||
+ | * プレートの水深と、年代の平方根は比例する関係にある | ||
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+ | * 南海トラフでは、フィリピン海プレートが年間 3〜4cm の速度で沈み込んでいる | ||
+ | * 日本海溝では、太平洋プレートが年間 10cm 程度の速度で沈み込んでいる | ||
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+ | ==== 南海トラフ南方からみた日本 ==== | ||
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