失見当
disorientation
見当識障害ともいい、脳損傷によって今居る時間や場所を定位することが困難になる障害。
健忘症や認知症にとも伴って生じることが多い、
時間の見当識障害は、年月日や季節、曜日あるいは時間がわからなくなる病態であり、時間見当識障害とも呼ばれる。
場所の見当識障害は、今居る地域や市区町村、あるいは施設やその中での部屋の位置が解らなくなる病態である。これに既知の人物を誤って認識する人物の見当識障害を含めることもある。
場所や人物の見当識障害の原因のひとつに、街並失認や相貌失認などの失認症がある。
有斐閣 現代心理学辞典 ©YUHIKAKU PUBLISHING CO., LTD.