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4B-3 軽度認知障害のコンバート予測
軽度認知障害 mild cogunitive impairment(MCI)のコンバート予測に有用なバイオマーカーは何か
脳脊髄液の Aβ42、リン酸化タウ、総タウの異常値、APOE 遺伝子のε4 多形型の存在、アミロイド PET、FDG-PET での異常所見は、軽度認知障害から認知症へのコンバート予測に有用であるとされている
1B
軽度認知障害から認知症へコンバートする危険因子については、ほとんどの研究が Alzheimer 病を対象としている。そして、近年の研究により、軽度認知障害から認知症へとコンバートしやすい病理背景としては Alzheimer 病が最多である。Alzheimer 病は軽度認知障害の段階に至った状態(MCI due to Alzheimer disease)では Aβ およびリン酸化タウの脳内蓄積が完成しつつある段階であるため、バイオマーカー上 Alzheimer 病のパターンを示す者がコンバートしやすいということになる
1. 体液バイオマーカー
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