認知症サポート医の役割は何か

サポート医の役割は、① 認知症の人の治療・介護にかかわるかかりつけ医や介護専門職に対するサポート、② 地域包括支援センターを中心とした多職種の連携作り、③ かかりつけ医認知症対応力向上研修の講師や住民などへの啓発であり、地域での医療と医療、医療と介護の連携の推進役として期待されている

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高齢者の増加とともに認知症者の増加は急速であり、いまや common disease といえる。このような状況下では、かかりつけ医が参画した後期からの認知症高齢者支援体制の確立と、そのための医師と介護スタッフの教育が急務と言える。2015年度末までに 5,085 名の認知症サポート医が誕生シットあ。認知症サポート医の役割は、① 認知症者の医療・介護に下かかわるかかりつけ医や介護専門職に対するサポート、② 地域包括支援センターを中心とした多職種の連携作り、③ かかりつけ医認知症対応力向上研修の講師や住民などへの啓発でアル。認知症サポート医は一般のかかりつけ医に比べ、認知症の鑑別診断能力や外来でも扱える行動・心理症状 behavioral and psyochological syumptons of dementia(BPSD)への対応力、地域連携や介護について優れた機能を有している。サポート医に対する調査では 84% が連携作りに、64% が研修や啓発活動に従事していた


認知症疾患診療ガイドライン

諸制度と社会資源