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認知症で認められる認知機能障害にはどのようなものがあるか

疾患毎の機能低下部位を反映し、複数の認知機能に障害が認められる。

主な認知機能障害

  • 全般性注意障害
  • 健忘
  • 失語
  • 視空間認知障害
  • 失行
  • 遂行機能障害 … etc.

認知症では疾患毎の機能低下部位を反映し、複数の認知機能に障害が認められる。

認知症で障害される主な認知機能としては、注意、遂行機能、記憶、言語、視空間認知、行為、社会的認知などがあげられる

神経診察の一環として、神経心理学的診察を行うことで、特徴的な認知機能障害をとらえることができる(表1)。

表1


認知症疾患診療ガイドライン

症候、評価尺度、診断、検査